力あるインフラエンジニアを目指して

IT初心者が人前にインフラエンジニアですと言っても恥ずかしくないようになる日を目指します。

「今回はポーリングしなくてping監視だけでいいかな」

「今回の監視設計はポーリングしなくてping監視だけでいいかな」と先輩からお仕事を引き受けた際に言われました。

このとき、とりあえず監視用サーバから監視対象装置に対してpingを定期的に打っていけばいいんだなーと思いました。 そのときなんかもやっとしたことがあって、なんなのかなーとふと考えてみると「pingによる監視もポーリングって言うんじゃないの?」と頭に浮かんできました。

というわけで例によって調べてみました

ICMPポーリング

ICMPを使用したポーリングということで、いわゆるPing監視そのもののようですね。 上にも書いたように監視用サーバから監視対象装置に一定間隔Pingを打ち続けてPingが通らなかったら装置がダウンしたと見なす方式です。 死活監視とも呼ばれるそうですね。 監視用サーバと監視対象装置の間にスイッチ等かましててそこで障害が発生してしまった場合もPingが通らなくなってしまうので、その場合切り分けが難しくなりそうですね。

SNMPポーリング

SNMPマネージャーからSNMPエージェントに対して定期的に監視対象装置のCPU負荷やメモリの使用率等の利用状況がどうなってるかリクエストを送る監視のことです。 SNMPエージェントから返ってきた値が異常かどうかはSNMPマネージャー側で判断するってことですね。 先日取り扱ったSNMPトラップはSNMPエージェントがSNMPマネージャーに対して自発的に異常を通知するので、この点が違いですね。

参考: https://thinkit.co.jp/story/2010/12/17/1920?page=0%2C1

先輩の言う「ポーリング」はSNMPポーリングのことだったんですね。 聞き流したらダメですね。